LED ヘッドライト


2006年10月18日
キターーーーーーーーーー!!
サンヨーテクニカのLEDヘッドライトキット!代金引換手数料込み15850円!
「レクサスLS600hsに先駆けて!!」ということで、8月にHPで予告発表されていたので毎日チェックしていたが10月号のモトチャンプに申し込み用紙が付いてました。



箱は予想以上に小さいです。
中にどんなキットが入っているのか期待(大)です!



箱の中は取説とキットが入ってます。
5.4Wで5000Kと書いてあります。



同じ色同士配線しました。
防水パッキンを組み付けるのが難しいです。



バッテリ充電器を使って点灯試験。
眼に残像が残る位に明るいです!!

後日車両に組み込んでハロゲンと比較する予定です。


↓諸事情により取り付けが遅くなりました。



交換前のハロゲンヘッドライトです。エンジン回転数を上げて撮影しています。
M&Hマツシマ製の「ホワイトゴースト」に交換しているので純正よりは「白く明るい」です。



フロントカウルとライト周りを分解して試しに点灯させてみました。
曇天の早朝ですが、そんなに明るくは...ない



ブレーキホースがヘッドライトのソレノイドに干渉してます。
奥行きは予想以上に狭いので、ブレーキホースの固定部分を取り外して回避させました。



リフレクタを取り付けて再び点灯させました。
白く配光は良い感じですが、ハロゲンと比較すると...



露出補整して配光パターンを撮影してみました。



カウルを元に戻して完成。
夜にならないとはっきり分かりませんが、純正と同等程度です。
社外品の高効率バルブよりは明らかに暗いです。(右が交換前のハロゲン)


感想
当初はヘッドライト部分にコントローラーも内蔵させる予定でしたが、コントローラーどころかHi/Lo切り替えのソレノイドがバルブの後ろに突き出ているので奥行きが全く足りませんでした。またフロントカウル内もスペースが無く両面テープでの固定を断念しインシュロックでブレーキホースと軽く共締めしました。
「アイドリング時も明るい」というのは本当で、信号待ちで目立つこと間違いなしです。
リフレクタとの相性もあると思いますが30km/hで走るには問題ない明るさだと思いますが、それ以上はちょっと心配です。
消費電力が35W→5W程度まで下がったことでアイドリング回転数が上昇しました。
暗くなったら再度点灯試験を行う予定です。(今日は雨らしいので後日予定)


翌朝6時
出社前に自宅前で点灯してみました。
予想以上に暗いです(号泣)
アイドリング時でもエンジンの回転数を上げても明るさは変わりませんが、ハロゲンのアイドリング時のような明るさです。


実走
早朝5時半(笑)
新聞配達のエンジン音で眼が覚めたので実走チェックを行いました。
今朝の気温7度(寒!)
自宅前でエンジン始動!光軸調整が高めでLoでもHiビームのような配光になっていたので調整を試みるがソレノイドがブレーキホースに干渉してこれ以上下向きに調整できませんでした。
近くの農道まで行って街灯の無いところで停車して再度チェックを行いました。
対向車から見ればくっきりと白い光で存在を確認できますが、時速30km/h程度が限界でそれ以上は道路が見えず知らない道を走るのには問題があるレベルです。


考察
スクーターのヘッドライトの電源は車と違ってバッテリから供給されているのではなく、オルタネータ(発電機)から供給されているのでエンジンが回っていないと点灯しません。
通常のハロゲンの場合アイドリング時の消費電力は5W程度で暗いですが走り出すと定格の35Wとなり、車で云うところの「アイドリング時の減光」状態で理想的な電力供給と放熱となりますが、LEDヘッドライトの場合「アイドリング時でも明るい」というのは本当ですが、実際は「走り出してもそれ以上明るくならない」という事になります。
使用されているLEDは懐中電灯や釣りに使用するヘッドライトと同型のものと推測され、9個使用することにより照射範囲を広げていますが光量的には自転車のライト並です。
HIDキットを50ccスクーターに使用した場合、走行時は必要な電力(35W)が供給されるもののアイドリング時などは電力不足でチラツキや不灯が起こる為、多くの方はバッテリから直接電源を供給されている様子です。しかしこの方法だとアイドリング時はバッテリに大きな負担がかかりバッテリが上がってしまいます。
今回のLEDのキットはHIDキットのような電力不足の心配が少ないので、バッテリから直接電源供給すればエンジン停止時も点灯することが可能となります。


結論
夜間走行には大きな不安が残るものの、自動車からの認識を良くするための「昼間ライトオン」的な機能としては最適と思われます。